ーーーとある放課後


?「あの、神崎紅音さんはいますか?」

紅「はい、何か?」

?「あ、あの一緒に来ていただけますか?」

紅「はい。……ごめん、響。先行ってて。」

響「あー、おう。」

私は一人の男子について行った。

そこは、旧校舎の使われていない教室。

?「せ、先生がここを掃除しろと言ってました。」

紅「あー……。」


この赤髪のせいか。

教室に入ると他にもヤンキーっぽい生徒がいた。