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学校も始まった。

無事夏休みの課題も終わったし、もうそろそろいいよね?

莉「どうやってアイツを地獄に落そうかな?ふふふっ。」

?「あの、き、木嶋さん!!」

振り返ると一人の男子が居た。

誰だ、このブサ男。

?「ぼ、僕は木嶋さんのことが好きです!!」

ふーん。

こいつ使うか……。


莉「ごめんね?私、響のことが好きなの。」

?「そ、そっか!……どうしたの?」

私は、嘘泣きをした。

莉「わ、私、どうしたらいい?」

?「何があったの?」

莉「紅音が響のこと好きなんだ。グズッ……それで私が響のこと好きだって知ったら、影で私を虐めてきたの。グズッ……助けて……。」

?「な、なんて奴だ!!僕が君を守ってあげるよ!!」

莉「ほ、本当に?」

?「本当だよ!!」

莉「……じゃあ、私の言う通りにして?」

?「わかった!!」


こいつ、チョロすぎ。


これで紅音は、地獄に落ちる……。