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今日は莉緒が用事があるらしいから勉強会は、お休み。

だから紅音と2人でショッピングしているの。

紅「愛と2人きりってあんまり無いよね?」

愛「そうね、いつもあのうるさい奴らがいるからね。」

紅「特に莉緒と響でしょ。」

愛「……紅音は、響のこと好きなの?」

紅「へ///?」

顔が赤くなったわね。

愛「あら、赤くなっちゃって。」

紅「だ、だって愛がいきなり変なこと言うから。」

愛「それでどうなの?」

紅「……好きだと思う。」

やっぱりね。

愛「それで告白とかしないの?」

紅「……しないよ。そんな勇気ない。」

愛「バンド仲間でもあるから?」

紅「……うん。私って臆病者なんだ。」


そう言った紅音の顔は、悲しそうだった。