ーーー
父「あぁー、緊張してきたー。」
今日は岩佐さんに答えを伝える日。
メンバーの家族も揃って。
葵「なんでお父さんが緊張するのよ。」
カランカラン
凌「あ、紅音!!」
紅「あ、凌。……初めまして、凌さんと一緒にバンド組んでいる神崎紅音です。」
凌父「あぁ、どうも!そんな固くならないでいいよ!!」
凌母「スタイルいいわね!!」
凌のお父さんとお母さん、若すぎでしょ。
葵「ん、弥生さん!?」
凌母「あら!葵ちゃんじゃないの。どうしてあなたがここに?」
葵「紅音は私の妹なんです。」
凌母「そうなの?だからスタイルいいのねー。あ、でも顔はお姉さんと違って可愛い系なのね。」
紅「えーっと、お姉ちゃんとどういう関係ですか?」
凌母「あぁ、私ファッションデザイナーをしてるの。それでよく私の作った服を葵ちゃんに来てもらうのよ、雑誌で。」
紅「そうでしたか。いつも姉がお世話になってます。」
凌母「ぷっ……。性格も違うのね。
こんなに礼儀正しい妹さんなのに。」
葵「ちょっ!!弥生さん、それどういう意味ですか?」
凌母「さて、どういう意味かしらね。
あ、そうだ!!デビューが決まったら二人で私の服来てもらおう!!」
紅「はい、ぜひ!!」