赤髪少女の恋唄


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響父「すまんなぁー、巻き込んでもうて。」

紅「いえ、私もいろいろと息子さんには迷惑かけてますし、この間別荘貸していただいたので。」

響父「よし!!久しぶりに親子会議でもするか?」

響「おう!!」

会社がでかくなる前は、月に1回くらい親子会議をしてた。

ここ数年やってなかったなぁ。

紅「じゃあ、親子水入らずで。すいません、お邪魔しました。」

響「あ、待って!!居って。」

紅「?」

響「親父、俺バンドデビューしたいねん。」

紅音はすぐに姿勢を正した。

響父「バンドデビュー……?」

響「うん。紅音と他にもメンバー居って、この間声掛けてもらえてん。デビューしてみぃひんか?って。……お願いします!!デビューさせて下さい!!」

紅音「私からもよろしくお願いします!!」

響父「……頭を上げなさい。そうか、響は母さんとの約束を忘れてへんかってんな。」


母ちゃんは、昔から体が弱かったから、いつも入退院を繰り返してた。

俺が歌うとめっちゃ喜んでくれたから俺は、毎日病室で歌っとった。

でもそれは7歳までしか出来んかった。

……俺が7歳の時母ちゃんは、亡くなったから。

そんな母ちゃんと約束した。

俺は歌手になるってーーー