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響「……ってことで俺、デビューしたいねん。」
響母「ダメよ。あなたはお父さんの会社継がなきゃいけないんだから。」
響「お前には聞いてへん。」
こいつは親父の再婚相手で俺の母親でもないのに偉そうなこと言うてくるから嫌い。
響母「はぁ……。私の事嫌おうが会社は継いでもらうから。」
響「だから継がへん!!もしデビュー出来んくても親父の後は継がん。親父が帰って来たら親父に話すから、俺の気持ち。」
響母「はぁ!?何言ってるの、お父さんが許すわけないじゃない。それにここ数日は帰ってこないわよ。」
響「別に今日じゃなくてもええし。」
俺はそう言って自分の部屋に行った。
次の日あんなことになるやなんて知らずに……。