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桜/樹「疲れたー！！」
岩「お疲れ様。」
桜/琉「あ、岩佐さん。来てくれてたんですね。」
岩「もちろんよ。私が見つけた最大レベルの天才集団なんだから。」
この子たちーー桜花爛漫は、私がスカウトした。
まだ1年目でスカウトとしてはまだまだだった。
不安だった時見つけたのが、桜花爛漫。
山名 樹(やまな いつき)
明るい性格でMCでの盛り上げが上手い。
ドラム担当でその技術は、日本でもトップレベルだろう。
斯波 琉生(しば るい)
落ち着いた性格で、MCでは暴れまくる樹を上手くコントロールしている。
ギター担当。作曲もしていてこの中でも音楽センスは一番だろう。
一色 章大(いっしき しょうだい)
元ヤンだが、1番面倒見がいい。
ベース担当。他のメンバーほどの才能があった訳ではないが、努力でここまでのぼってきた。
細川 渉琉(ほそかわ わたる)
頭がよく、勘がいい。
ヴォーカル担当。その甘い声で世の女性をメロメロにする。元は小説家を目指していたこともあり、作詞もしている。
桜/渉「……岩佐さん、もしかして俺たちよりすごい子見つけた？」
岩「どうして？」
桜/渉「最大''レベル''って言ったから。今までは、最大って言ったでしょ？」
桜/樹「誰！？」
桜/章「落ち着け。」
岩「Re:T.R.Yって言うバンドよ。」
桜/琉「あ、知ってる。確かにあのバンドはすごいですね。」
桜/章「あれか？赤髪の女性ヴォーカルの。」
岩「ええ、そうよ。」
桜/渉「……あぁ、あれか。そう言えば一番前にいた子、赤髪だった。もしかしたらその子かも。写真ない？」
桜/樹「ちょっと待って！ググるから！！……あれ？スマホ無い！！｣
桜/章「は！？探せよ。」
岩「はぁ……。ちょっと外探してくるわ。」
桜/章「すいません、ありがとうございます。」
