紅「私はソロデビューなんてしない。……なんてこんな言葉だけじゃダメだよね。」

響「紅音……。」

紅「でも、これだけは信じてほしい。

私は、Re:T.R.Yのみんなに出会えたから……響に出会えたから歌うことが大好きになった。
Re:T.R.Yになれたおかげで家族と繋がることができた。
私の歌手人生はRe:T.R.Yで始めたい。

それにRe:T.R.Yでデビューすることがお父さんの夢を叶えることになると思うしね。」


響「……ごめん、こんなこと言うて。」

紅「……綺麗な日の出だね。」

響「あぁ……。」














































不安を聞いた日の出、


夢を確認した日の出、


夢を叶えることを誓った日の出、


二人で見た日の出は、綺麗だった。