赤髪少女の恋唄



響「なぁ、日の出見ーひん?」

紅「イイじゃん、見よ。」

ガラガラ

ベランダに出るとうっすら空が色づき始めていた。

紅「日の出なんて初めて見る。」

響「……俺も。」

そこで会話は途切れる。

紅「……ックシュン。」

響「ぷっ……。」

恥ずかしい……\\\

夏とはいえ、日の出前は肌寒いな。

響「これ、着とき。」

紅「いい。」

響「ええから。ヴォーカルが風邪ひいたらあかんやろ?」

紅「ありがとう…。」

響のパーカーは、大きかった。

紅「てか、なんでパーカー着てきてたのよ。」

響「んー、なんか外の空気吸いたかったから。」

紅「あっそ。」