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今は、バーベキューが終わりみんなで星を見てる。

紅「きれー……。」

満天の星空とはこういう空を言うんだろう。

この中で歌ったら気持ちいいだろうか。

優「こんなに綺麗な星見たことない。」

響「都会におったら、星なんて見えへんからな。」

都会では見られない星空。

……やっぱり歌おう。

紅「ちょっと待ってて!!」

響「え!?紅音!!」

ギターは持ってきてる。

ギターさえあればいい。

……ギターを持ったはいいけど、何歌おう?

紅「みんなに感謝を伝えたいな……。」

ライブじゃないんだ。即興でいいや。

紅「ごめん、お待たせ。」

凌「どこいってたんだよ?……って、ギター取りに行ってたのか。」

莉「なんか歌ってくれるの?」

紅「うん。」

大「へぇー、何歌うんだ?」

紅「ん、即興。」

莉·大·優「「は?……えぇー!?」」

愛「あら、面白そう。」

真「紅音ならできると思うよ。」

凌「同じく。」

響「俺らの中でも1番曲作んの上手いし、早いしな。」

玲「ムカつくけどね。」

蒼「……バラード系がいい。」

紅「うん、分かった。」

蒼からお願いされるとは思いもしなかった。

どうしたんだろう?

まぁ、最初からバラードにしようと思ってたからいいけど。

紅「じゃあ、聴いて下さい。」