凌「早く海に入ろうぜー!!」

莉「そうだよ!行こっ!!」

大「荷物を響の親父さんの別荘に運んでからな。」

莉「えー……。」

凌「目の前に海があるんだぜ!!入らずにいられっかよ!!」

莉「そうだよ!凌くん分かってんじゃん。」

真「海に入ったら疲れて何も出来なくなるだろ?ほら、早く。」

凌「ちょっとだけだって!」

真「……凌、いい加減にしろよ。」

紅「あ……。」

真琴がキレたよ……。

そろそろキレるだろうなーとは、思ってたんだけど……。


響「結構キレとるな……。」

紅「触らぬ神に祟りなし。」

優「ね、ねぇ。真琴くんって怖いの?」

紅「マジでキレるとね……。」

優「そ、そっか……。」

響「とりあえず運ぶで。」

紅「うん。……愛?」

愛「あぁ、凌くんもおもしろいわね、フフッ。」

真琴が怒ると怖い鬼ならば、愛は常に人を弄りたがる悪魔だ。

この二人には注意しよう。

そう静かに誓った。