岩「……なんて声。」

赤髪の少女、AKANE。
彼女は歌い出し、ウィスパーボイスで語っているようだった。だがドラムが入ったとたん彼女は、歌い、伝えた。

その声は、格別圧倒される訳じゃない。

ただ、胸に響いてくる。そしてその声をこのバンドの音が、包み込むようだった。

岩「Re:T.R.Yか……。おもしろい。」