自殺カタログ

☆☆☆

アンミへのイジメは明日から更に悪化していく事だろう。


考えただけで顔がにやけてきてしまう。


今日も晃紀と一緒に帰り、家にはお母さんが待ってくれている。


気分は最高だった。


あたしがずっと望んでいた生活をようやく手に入れられた気分だ。


理央は相変わらず晃紀も敵だと認識しているようだけど、そんなのもうどうでもよかった。


カタログを使うのはこのあたしだ。


理央ことは大好きだけど、こればかりは譲れない。


あたしは自室の机に大切にしまってあるカタログを取り出した。


アンミにサインしてもらったハガキを横におく。


アンミにはどういう風に自殺をしてもらおうか。


考えるだけでワクワクして来る。


できれば一番苦しむ方法がいい。


すぐにコトンと死んでしまうなんて許さない。


苦痛に顔を歪めながら死んで欲しい。


そう思いながらカタログを確認していくと、『硫酸自殺』という文字が目に入った。


文字通り、体を溶かしてしまう硫酸を使った自殺だ。


『大量の硫酸を浴びて死ぬため苦痛が大きい。匂いもする』


そう書かれている。