秘密の交換をしよう



つまらないって……


やっぱり美穂ちゃんもグルだったんだ……



「私で遊ばないでよ?」


「遊んでなんかないよ。あたしも香織も、リンリンのためにやってるんだから。可愛いリンリンは、恋するべきなの」



美穂ちゃんの声のトーンからして、ふざけてるわけではなさそう。


でも、可愛いってのは肯定したくない。



「これは長期戦だねー。結木さんがどんな行動するか、楽しみだ」



やっぱり遊んでる……


ううん、これは私じゃなくて、ハルさんで遊んでるのかな。



「私は別に……というか、ここで誤解を招くようなことはしてほしくないな」


「そりゃそうだ。ま、恋バナならいつでも歓迎だからさ。相談でもノロケでも、なんでも話聞くから」


「ありがとう」



ノロケはしないだろうけど。


って、心の中で呟いたのは、ヒミツにしておこう。



その日のお昼、私はいつもの三人で外に食べに行った。



そして帰ってきてみれば、ハルさんは先輩たちが作ってきたお弁当を全部もらってた。


昨日女嫌いって言ってたのが、嘘みたい。