「ありがとうございます」
「どういたしまして」
ビニール袋を手にし、コンビニを出た。
そして慣れない電車に乗って、自分の部署に足を運んだ。
いつもより少し遅くなったけど、まだ誰も来ていなかった。
私はいつものように準備を始める。
そして、自分のデスクについてさっき買ってもらったパンを食べる。
「おはよーございまーす」
ちょうど食べ終えたころに、美穂ちゃんが出社した。
「おはよう、美穂ちゃん」
「あれ、リンリン今朝ごはん? もしかして、昨日の夜寝れなかったの? 結木さんもやるねえ」
ゴミを見つけた美穂ちゃんは、香織ちゃんが見せたのと同じような顔をした。
「違うよ! これは、ハル……結木さんの家に食材がなくて」
「なんだ、つまんないの」
美穂ちゃんは私の後ろの椅子に座った。



