秘密の交換をしよう



それから私は彼が食べ終えたお皿を洗った。


食器乾燥機にお皿を入れ、スイッチを押す。



タオルで手を拭き、ハルさんのいるリビングに戻る。



「なにからなにまでありがとね。凛ちゃんがよかったらなんだけど、また作りに来てくれない?」


「何度も女性を家に招き入れていいんですか? 苦手、なんですよね?」



自分で言っておきながらなんだけど、これはわりとショックかも……



って、なんでそう思ってるんだろう……



「そうだね。確かに女は苦手だ。でも、凛ちゃんなら大丈夫。てか、もう凛以外はありえないから」



キャラチェンがはやすぎる……!



おかげで心臓がバクバクいってるよ……



「それで、来てくれる?」


「……断っても無駄なんですよね? どうせ」



といいつつも、私には断る理由なんてないし、断るつもりもないんだけど。



「うん」



真顔で言い切っちゃったよ……