いや、そんなこと言ってる場合じゃない。
ハメられたんだよ。
会って一日目の男性の家に泊まるなんて……
どうすればいいの……
助けを求めるつもりで、ダメもとで美穂ちゃんに電話してみる。
「やーっとお目覚めですか、酔っ払い」
「返す言葉もございません。って、そうじゃなくて! 美穂ちゃんヘルプ!」
「そんまま大人しく結木さんの家に泊まりなさい。自己管理出来なかったアンタが悪い」
美穂ちゃんがいつになく冷たい。
その通りすぎて、言葉が出てこないんだけどね。
「泊まるのは、もう覚悟したの! そうじゃなくて、どうしたらいいかわからなくって……」
「そりゃー……大人がやることと言ったらねぇ。てか、もう眠いから切るね」
「え、ちょっ……」
私の声が届くはずもなく。
電話はあっさりと切られてしまった。
眠いなんて、絶対ウソだ。
オマケに、あの意味深な言い方。
急に怖くなってきた……
つ、次!
香織ちゃんに聞いてみよう。



