秘密の交換をしよう



え……?



「俺は彼女じゃねー奴に、キスはしないんだけど?」


「アンタが無理矢理やっただけじゃん……!」


「うるせえ口だな。なに、もう一回してほしいわけ?」


「そんなわけ……!?」



抵抗しようにも、私の力で勝てるわけもなく、またキスされた。


そしてそのまま机の上に倒された。



「助けを求めたって無駄だからな。みんな、お前の敵なんだから。両親を殺したお前に、味方なんか出来るわけないけど」


「!?」



山崎のそれを聞いて、抵抗する気がなくなった。



「いい子だ。そのまま大人しくしとけよ」



山崎がそう言ってまたキスをしようとした瞬間、勢いよくドアが開いた。



「凛!」


「か、おり……ちゃん……?」



香織ちゃんが青い顔をして入ってきた。



「ちょっと山崎! なにしてんの!?」


「ちっ……」