【完】『浅草心中』
恋愛(実話)
完
0
- 作品番号
- 1394521
- 最終更新
- 2017/01/10
- 総文字数
- 4,836
- ページ数
- 13ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 5,702
- いいね数
- 0
高禄の旗本・藤枝外記(げき)は、
新吉原遊廓で知り合い
馴染みとなった遊女・綾衣(あやきぬ)と
将来を誓う仲となる。
しかし母が持ってきた出世話や、
綾衣が身請けされると
感じた外記は、
心中を計画する…。
江戸時代に実際に起きた
事件を元に描く、
歴史短編。
目次
この作品のレビュー
第一印象です。ここでは珍しい歴史物です。 時代小説で無くて歴史小説ですね。 吉原で起こった二人の恋の物語です。 丁寧に調べて文章にされてるのに好感が持てます。 欲を言えばこの題材でもう少し長く書いて欲しかったとも思います。 しかし、このサイトでは珍しいしもっと読まれても良いと思います。 一つの悲恋の物語です。
この作品の感想ノート
高山 様
レビューと感想をわざわざありがとうございます。
まぁご指摘の通り、長く書いたりフィクションを混ぜても良かったのですが、それは大正時代に岡本綺堂氏が先に書いてしまっているので、敢えて史実にちょっとした肉付けをしただけのものにしました。
このほうが、当時の息づかいとか空気感とかが出るかなと。
歴史小説と評価していただけたので、空気感は少しは出せたかなと思います。
他にも吉原の遊女と心中した旗本はいまして、阿部式部事件とか割と知られてるんですが、藤枝外記の場合たまたま手持ちの資料に載ってたのでやってみました。
またいろいろご鞭撻いただけると幸いです。
ありがとうございました。
読ませて貰いました。吉原物は自分自身も好きですね。隆慶一郎の吉原御免状をふと思いだしました。
良く調べてるなあと感心します。レビューでも書いたけどここから更にフィクションに持っていって長くしても良かったかなとも思います。
それでもここでは珍しい歴史小説ですね。時代小説の書き手で藤堂左近さんって居ますが、その方も良いですよ。
時代小説も歴史小説も読むのは好きですが自分自身書けないので良いなと思います。
何処か筆致が山本周五郎をふと思い浮かべました。
良かったです(^-^)上手く伝わらない感想ですいません。
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