しかし、案の定迷ってしまうのが小説マジックというものだろうか。 なんとか、学校に着いたのは10時半すぎのことだった。 まぁ、正直急ぐ気もなく途中クレープ屋さんを見つけたのがいけなかった。 クレープを買って食べながらのんびり学校に向かったのだ。 「うーん。急いだ方が良かったかなぁ。」 と口では言いつつも走る気がないのだが。