「今、封印を解きます。紗久、アナタがこの戦争を終わらせるのです」 「うん」 力強く微笑む楓おばあちゃんに私も力強く答える。 必ずこの戦争を終わらせる。 フワッ 視界が霞む。 深い深い意識の底から、また現実世界に戻るために意識が遠のいていく。 「紗久、最後に聞きます。アナタが守りたいのはどちらの世界ですか」 そんなの決まっている。 「ーーーの世界」 消えていく世界の中で私は力強く答えた。