一番手っ取り早いのは、魔法。 「ノエル!!今すぐ人がいるところに魔法で運んで!!」 「え、どっ、どうしてだ?」 「いいから!!早く!!」 訳が分からず首を傾げるノエルに叫ぶ私。 今の私にはノエルに状況をうまく説明できる余裕がない。 「.........わかった。火よ!!我と他の者を目的の場所へ運べ!!」 そんな私に促されるまま、真剣な表情でノエルが詠唱を唱える。 ボウッ それと同時に私たちの周りに現れたのは真っ赤に燃え盛る炎。 ふぅ、これで一安心。