黒 桜

走ってる途中、土方さんの怒られ、近藤さんに笑われたりとしたけどなんか適当に町に出た。




「栄えてる…」



美人の人や青年、子供、老人、みんなが笑っている町並みだ。




「さ、行きましょ」



「うん!」



こうして総司と肩を並べて手を繋いで平和な時間を過ごすことが…どれだけ嬉しいか。




「お、あんた沖田さんじゃないかい?」




私が売り物を見ていると総司は私の知らないお爺さんに声をかけられていた。




「お久しぶりです、田中の伯父さん」



「こんなに大きくなってのぉ…ほぉ、今では新選組じゃろ?すごいねぇ」




知り合い…かな?




「あ、伯父さん。紹介します」