黒 桜

やっぱり土方さんの言うことは正しかった。

それを守れなかったのは私。




「なあって」




一人の男が私の肩に触った時にはすでに私は理性を保ててはいなかった。





「うるさい。長州の雑兵のくせに」




私は触ってきた男を拳で殴りつけて遠くの壁までふっ飛ばした。




「な、お前!」


「我々が長州だということを知っての行いか!無礼であるぞ!」




残りの奴らはすぐに私の殺気に気がついて刀を抜く。





「女に四人も刀を向けてさぁ、そんな弱っちぃくせに長州名乗んな」




私に斬りかかってくる男を一人、私は刀を奪って蹴り飛ばした。

蹴った先はさっき私に殴られた男の場所。