黒 桜

「ま、そうですよねぇ。だって沖田さんのこと、嫌いですもんねぇ?」




椿さんが当然そんなことを言うと、宴会場がざわつき始めた。




「なわけないでしょう!?」




「どうですかねぇ。今日の宴の仕込みだってぇ、私が一人で終わらせたのにぃ?」




は…?この人何言ってんの?




「それは本当か?」


「なんだそりゃ…椿ちゃんに押し付けたってこと?」




私が名も知らない人達は私を睨みつける。




「あなた、いい加減にしてよ!沖田さんと街へ行くから仕込みお願いって言ったのは椿さんでしょ!?」




私は怒りの限界でついに怒ってしまった。


でもそれが仇となっていくのだ。