「俺は無理…任務の時にこいつが一人になる」 

 


「だから私に…」




「悪いがこいつを任せられて気軽に話せる女中がお前しかいない。頼めるか?」




土方さんが私を頼ってくれてる…。
なんか、槍でも降るかも。




「もちろんです!」




「あんまり部屋から出すなよ?新選組の奴らに見つかると…」




「殺されるかもしれないってことですよね。わかってます。ちゃんと、します!」




「なら、いい。俺は仕事がある。そいつ頼むぞ」




土方さんはそれだけ言うと無理矢理私を部屋から追い出した。




なんだよ…土方さんが呼んだくせに追い出すなんてさ。