土方さんはなんか汗をかきながら私に背中を向けてもぞもぞし始めた。





「こ、こいつを部屋に入れてやれ」




土方さんの腕の中に入っているのはまだ小さい白い猫だった。





「か、可愛い〜!土方さんのですか?」





「違う。前に助けたやつ」




ああ、その時に手を怪我したっていう…。





「土方さんは駄目なんですか?」




私は土方さんから子猫を受け取り、頭を撫でた。





ああ、とりあえず可愛い。
なにこのもふもふ…。