「じゃ、今日からここが桜女さんの部屋だからね」




「ありがとう。山南さん」




朝になって…山南さんに自分の部屋に案内された。


まあ、予想はしてたけど本当に何もない。





「桜女。ちょっと来い」




部屋の前で立ちつくす私に話をかけてくるのは土方さんだった。




何かしたのかなぁ…。




「それで…話って?ここ、副局長室ですよね?」




本や巻物がいっぱいおいてある書斎のような部屋。

そこが土方さんつまり、副局長の部屋だった。




「あー猫好きか?」




「まー、好きですけど…」