黒 桜

「まあ、そうです。でも、私は新選組のみなさん大好きです。私の怪我よりも大好きな人達の為に頑張ろうって思ったらなんか包帯とかどうでもよくなっちゃって!」




「ふーん。てっきり沖田さんのことだけが好きなのかと思ってた」




なぜに沖田さん…。




「私はみんな好きですよ?」




「ま、いいや。ちゃちゃっとやっちゃお!」




「はい!」




斎藤さんはかなり料理ができるらしく本当に早く支度が終わった。



やっばい…私負ける…。





食事場に綺麗に日本酒と食事を並べたあと、私は斎藤さんにお礼をした。