黒 桜

「龍馬。本当にありがとう!私はあなたのおかげでここまで来れたし、命を救ってもらった。あなたは私の命の恩人。それは変わらないから!」



「助けられる奴は助けるのが人間ってもんぜよ!」





私は心苦しく龍馬に背を向けた。
そしてあの団子屋に足を運んでいった。


後ろを向けばまだ龍馬が私を見送ってくれている。




なんだか龍馬からは大切なことを教わったような気がして…涙が出そうだった。





「いらっしゃい。旅の方。なににします?」



「桜をひとつ…あとお茶」



「ほいよ」





私は休憩してみんなになにか持って帰ろうという思いでこの団子屋に寄った。