黒 桜

瞬時に感じた。
龍馬と私との人へ対する考え方。


初めてこんな人と出会った。
私が出会う人は皆、殺すことは守ることだとずっとずっと言ってきていた人達だ。





「龍馬。ごめん。龍馬の考え方が間違ってるとは思わない。でもね、殺されたらおしまいだって気づいてほしいの。龍馬が傷つくだけの話し合いは意味がないんだよ」





龍馬は静かに黙りこんでしまった。


もう二人で行くのは難しいかもしれない。





「さて、行くかの」



「龍馬…もう二人では…」



「わしがお前さん連れてかなきゃ辿り着けないわい」



「うん」






それから3日、4日経った。
必要以外の会話なんて私達にはなかった。