黒 桜

でも実際、わからない。
総司や土方さん…私と面識のある人は私自身を殺すようなことはさせないかもしれない。

でも私となんの接点もない人は?


私が…何もない私が帰ってくることを望んでいる?

そんなことあるわけない。





『恩を返したいのでしょう?だったらその力以外で恩なんていくらでも返せるでしょう?』



「わからない…私はそれしか恩を返せない…」




どんな病気もどんな怪我も治せる私でありたい。





『なら何も力を持っていない人はどうやって恩を返していると思いますか?』




それは…ああ、確かにどうやってるんだろう。私はずっと不思議な人だからわからない。






『言葉と生きることで恩を返しています』