黒 桜

「総司…。久々に外にでも出るか。みんなで。お前がうまいと言っていた団子屋でも行こうか」




桜女が死んでから一ヶ月。
土方さんの提案で桜女と仲の良かった人達全員で団子屋に向かった。

その団子屋は桜女とよく行った場所で特別にうまかった。



でももしかしたら桜女が隣にいたから…だったのかもしれないけど…。





「あの日から…一ヶ月。だいぶ変わったなぁ」



「ほんと。みんな変わったよね。しょうがないか」





団子屋に向かう途中、みんなは無理をしているかのように会話を繋げていた。俺はそれに決して参加しなかった。







「ああ、沖田さん。お久しぶり」




団子屋に行くと優しい笑顔のいつもの団子ばあちゃんがやってきた。