黒 桜

「そうなの?初めて知りあった男の人と一緒に夜過ごすとか怖くなぃ?私が変わってあげよぉか?」



とりあえず、第一印象、うざい。

喋り方も男を釣るための偽物だし、
きっと、沖田さんのことを気に入ってるだろう。





「大丈夫です。沖田さんとはうまくやっているので」




「でも…夜を一緒に過ごすんだよ?沖田さんだって男なんだしぃ」




私と部屋を変わって沖田さんと一緒に過ごしたいって魂胆が見え見え。





「変わったってあなたが夜を一緒に過ごすことになるだけですよ?何も変わらないじゃないですか。それとも変わりたい理由でも…あるんですか?」




私は偽物の笑顔を見せる。





「人の親切を棒に振るっていうのぉ?」




「椿。あなたいい加減にしなさい。桜女さんだっていいって言っているでしょう?桜女さんだって今知り合った私達の中に混ざるよりも初めて出会った沖田さん単体のほうがいいのよ」