黒 桜

長身の男は私の方に顔を向けて不気味な笑顔を見せた。そいつの頭の上には月があった。

赤い半月だった。




「んじゃあ、お前を殺して血だけでも頂こうとしようか。暁死ね」




隊士達は私を囲んで刀を向けた。








「私の名前は夜木 桜女!新選組の女中なり!大事なものを守るためなら私は命を賭ける!」








私は近場にいた男を膝で顔面を蹴って刀を奪ってやった。





「殺れ!!!!」




私は襲ってくる男達を切った。