久しぶりの太陽の光。
暖かくて懐かしい。



「桜女の手…ちいせぇな」



「総司の手が大きいの!」 




私達は他愛のない話をして廊下を歩いて行く。馬鹿馬鹿しいけど私にとってはずっとこうしたかった。

総司といつものように話したかった。




「やっぱり…出てきたんだな」



「土方さん…」



土方さんはお気に入りの場所で私達を待っていたようだった。




「みんな待ってっぞ」



「はい!」




私達三人はみんなが待っているという局長室に向かった。




「桜女!」