「やってみてから後悔してみろよ。俺も一緒に背負ってやらぁ。桜女が嫌がっても一生な」




総司が無邪気な笑顔なんて見せるから私も笑顔になった。




「私…ここから出るよ」




もう迷わない。



自分なんてどうでもいいからみんなを守るってずっとそう思ってた。


でもやっぱり私がいるこの世界でみんなとずっと支えあって普通に平和に






生きたい!




「ほら、行くぞ」



総司は扉をあけて私に手を差し伸べた。




「総司。ありがとう」




私は手を掴んで微笑んだ。