俺は鉄格子に右手を入れて桜女の左手を握った。
「私は沖田さんのことが好きだよ…。その気持ちは変わらないから。ずっと…待ってるから」
「…俺はお前に別れ告げたんだ」
桜女…俺だって好き。
ずっと側にいてほしい。
だけど…俺にそんなこと言える権利はねぇ。だって俺はもう別れを告げてるから。
「…桜女。また名前で呼んで…わがままなのは知ってる。でも呼んでくだせぇ」
「総司。ありがとね」
好きだなんて簡単な文字を言えずに俺は逃げている。
「総司は…幸せでいてね。ずっと隣にいる人見つけて…ずっと笑って…ね」
「私は沖田さんのことが好きだよ…。その気持ちは変わらないから。ずっと…待ってるから」
「…俺はお前に別れ告げたんだ」
桜女…俺だって好き。
ずっと側にいてほしい。
だけど…俺にそんなこと言える権利はねぇ。だって俺はもう別れを告げてるから。
「…桜女。また名前で呼んで…わがままなのは知ってる。でも呼んでくだせぇ」
「総司。ありがとね」
好きだなんて簡単な文字を言えずに俺は逃げている。
「総司は…幸せでいてね。ずっと隣にいる人見つけて…ずっと笑って…ね」



