『お母さん…私は生きてられるよね…?』



『大丈夫よ。……は強いの。お母さんがずっと守ってあげるからね』




お母さんは小屋の中で私を抱きしめていた。



抱きしめられているのは幼い私であって今の私じゃないのに…とても暖かい。





『お母さんのためにね、生まれてきてくれてありがとう。お母さんはずっとずっと大好きよ。お母さんは戻ってくるからね。ここで必ず待ってるのよ』




『うん!私待ってる!』




お母さんは私を抱くのをやめて立ち上がった。




『お母さんね、……が産まれたことが人生の中で一番の幸せよ』




小屋からお母さんが出てきた。
その瞬間に男の大群がお母さんを刺した。



私は見ているしかできなかった。