黒 桜

「なら、お前は生きて元気に帰ることが先だ」



「はい!」




京を立って数日の間。
ずっと土方さんと他愛のない話をしてついに江戸へと辿り着いた。





「さて?江戸に来たわけだが、何をするつもりなんだ」




「山崎さんの言っていた…山奥に行きます。土方さんは?用事があったのでは?」




「阿呆。そんなん嘘だってお前も気づいてんだろ。その山奥、どこにあんのかわかんのか?」




「江戸の山奥にある村なんてすぐに見つかりますよ」






私と土方さんはそれからまた数日歩きまわって情報収集をした。


かなりの収穫でその村の場所を完璧に探し当てた。