黒 桜

「なんだ。珍しいじゃないか。どこかに行きたいのか」



私に何があったのか…
調べる必要があるのかもしれない…。





「江戸に行きます」





「ああ!?」




「江戸に行ってどうしても見たいところがあるんです」




「京から江戸に一人で行くつもりか?」




「はい」




私がそう言うと土方さんは襖を開けて私の部屋に入ってきた。




「近藤さんに話しに行くぞ」




土方さんは私の腕を無理矢理掴んで近藤さんの部屋に向かい始めた。