黒 桜

『来たきた。何をしていた?もう終わったぞ』




するとそこに女が合流した。




『ごめんなさい、子供が逃げたから殺してた。多分全滅した』




女は笑っていた。

自分だってまだ14か15くらいの子なのに笑いながら子供を殺したなんて言える。


こいつは幼いくせに人を殺すことを愉しんでる。



そう思った。




俺は復讐できなかった。
その代わり家で静かに涙した。


その日の月は血のように赤かった。