黒 桜

すっごいわぁ…かっこいいじゃん…。



「惚れた?」



総司はにやにやしながら私に聞く。




「は、早く後ろ向いて!」



総司は笑いながら私に背中を向けた。
白い肌に大きなあざと切り傷が多数。



これでどこが大丈夫なのよ…。




「蹴られたの?」



「まあ、そんなとこ」



私は薬を丁寧に塗ったあとに包帯を総司の身体に巻きつけた。




「これでしばらくは安静してなきゃ駄目だからね?」



「はいはい」




さっき私が惚れたよって言わなかったのが原因なのかなんだかむすっとしてる総司。




「総司」



「んー?」