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ようやくエクレールさんから開放されたサファイアは、そのまま元の魔剣の姿に戻るとぐったりしてカレンの元へと戻った。
「あれ?」
よく見るとサファイアの刀身に入っていたはずのヒビがなくなっている事に気がついた。
カレンが正式なサファイアの主になったから、魔力が供給されてヒビも直ったのだろうか?
ふとそんな事を思っていた時、俺は気になっていた事をエクレールさんに問いかけた。
「エクレールさん。あなたは魔人族の生体について、何か知っていますか?」
俺のその言葉に彼女は目を瞬かせた。
そして。
「ある程度のことなら知っています。リヴァイからも話しは聞いているのですよ」
「……リヴァイ?」
確かその人は、エクレールさんの記憶の中でエレノアさんと一緒に出てきた人だったはずだ。
「なぜソフィアちゃんが今も目を覚まさないのか、それにはちゃんとした理由があるのですよ」
彼女の言葉に俺とテトは目を見開いた。
「あなた方の体の中には、トト様が作り出した雫と呼ばれる、マナを魔力へと変化させる器が存在します。当然それは魔人族にも存在しているのですが、トト様が雫というものを作り出す前に、魔人族は既にそれを体の中に持っていたのですよ」
「えっ!」
魔人族が既に雫を体内に持っていた?! それじゃあ魔人族には!
「その雫は魔人族特有の魔力である、【共振】と呼ばれる魔力を発動させるための器なのです。そしてトト様から与えられた雫を合わせれば、魔人族は雫を体の中に二つ持っている事になります」
「じゃあ魔人族の魔力が高いのって」
「雫を二つ持っているからなのですよ」
でも雫が体の中に二つあるからと言って、それが眠っているソフィアにどう関係するんだ?
ようやくエクレールさんから開放されたサファイアは、そのまま元の魔剣の姿に戻るとぐったりしてカレンの元へと戻った。
「あれ?」
よく見るとサファイアの刀身に入っていたはずのヒビがなくなっている事に気がついた。
カレンが正式なサファイアの主になったから、魔力が供給されてヒビも直ったのだろうか?
ふとそんな事を思っていた時、俺は気になっていた事をエクレールさんに問いかけた。
「エクレールさん。あなたは魔人族の生体について、何か知っていますか?」
俺のその言葉に彼女は目を瞬かせた。
そして。
「ある程度のことなら知っています。リヴァイからも話しは聞いているのですよ」
「……リヴァイ?」
確かその人は、エクレールさんの記憶の中でエレノアさんと一緒に出てきた人だったはずだ。
「なぜソフィアちゃんが今も目を覚まさないのか、それにはちゃんとした理由があるのですよ」
彼女の言葉に俺とテトは目を見開いた。
「あなた方の体の中には、トト様が作り出した雫と呼ばれる、マナを魔力へと変化させる器が存在します。当然それは魔人族にも存在しているのですが、トト様が雫というものを作り出す前に、魔人族は既にそれを体の中に持っていたのですよ」
「えっ!」
魔人族が既に雫を体内に持っていた?! それじゃあ魔人族には!
「その雫は魔人族特有の魔力である、【共振】と呼ばれる魔力を発動させるための器なのです。そしてトト様から与えられた雫を合わせれば、魔人族は雫を体の中に二つ持っている事になります」
「じゃあ魔人族の魔力が高いのって」
「雫を二つ持っているからなのですよ」
でも雫が体の中に二つあるからと言って、それが眠っているソフィアにどう関係するんだ?



