ヴェルト・マギーア ソフィアと竜の島

『カレン! 大丈夫か?!』

「はあ……はあ……大丈夫です」
 
これが……氷結の力。意識を集中させていないと、氷結の魔力に意識を持って行かれそうになる。

でも、ここで止めるわけにはいかない! 
 
サファイアの柄を握っている手が、氷結の魔力を開放した事による反動なのか、徐々に氷始めていた。

でも、今はそんなことどうでも良かった。
 
みんなを守るためにも、先生や私を認めてくれたサファイアのためにも、絶対に黒い粒子を止めてみせる。
 
そう覚悟を決めた時、私の左目から血が流れ落ちたのだった。