海の音〜第一章〜


こんな息苦しい所に居るのはこっちからゴメンだ。
でも、皆と楽しく食べたいと思ったらダメなのかな…。

離れに戻る足は自然と早くなる。

ドンッ


っっ…痛っっい…

?「おい。大丈夫か」

ぶっきらぼうに言うその声に顔を上げる。

っっ!!??

切れ長の目に、綺麗な真っ黒な瞳。綺麗に髪を後ろにオールバックをしていて、身長の高い、スーツの似合う男性。

自然と目を惹かれる。

?「おぃっ!聞いてるのか!?」