「先が思いやられますね……よろしいですか?私は5番目の国、マーカロマという地から来たのです。簡潔に言いますと、我が国は、土も乾き、水もそこを付いたあげくに、王様もご病気で亡くなられました、そのため異例ではありますが、次期国王様が任命式をあげることになったのです。ですが、ただ新しい王様が出来るだけでは駄目なのです。私があなたを迎えに来たのはそのため、あなたにはとても強力な魔力と聖法がございます。王様の妻となり、その力で国を救って下さいませ!!」

「いやいやいやいや!!ツッコミどころ満載だよ!!どうしてそうなった!どうしてそうなるの!?よくもまぁそんな腐った国に若々しくて美しい少女を呼べたものね!救ってください、知るかーー!王様が何とかしなさいよね。て、言うか、ここもうあなたのお国ではありませんか。これはもうヤレ、って言っているのでしょう。?強制ですか、さよですか!!」

はぁ、はぁ、怒鳴りすぎて喉がっ

このイケメン男、街中でいい男探していたらいきなり声かけてきて、その一声が「あなたは特別なのです」喧嘩うってんの!

その一瞬で風景かわるし、心読まれる。もう何されても動じません。

「では、ここからは飛んでまいりましょう」

「ええ!?…………ぁ、はい」

早速動じたバカここにいました。

連行的ななにか。いや、もうそれしかない。

違う!そうじゃない!

………飛ぶってなに!?