そこまで読んで、あたしはホッと息を吐き出した。


よかった。


夏はあたしの手紙の内容をちゃんと信じてくれている。


夏の事だからあたしの事を笑って流してしまうかもしれないと、不安もあったんだ。


そう思い、更に読み進めて行った。