ケータイ小説 野いちご

ケータイ小説 野いちご

これまでのデビュー作家

野いちご学園

2020年02月22日の週間総合ランキング

ランキングをもっと見る

ボイス付きマンガ動画 YouTubeで無料配信中!

野いちご読書

アプリでもっと便利に小説が読める!
大好評の「野いちご読書」アプリなら、ページめくり不要でサクサク縦読み!全作品が無料で読み放題♪
  • App Store からダウンロード
  • Google Playで手に入れよう
法人向けお問い合わせフォーム

野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 昼頃
    • ライがバイトしてる店
    • 恋心を自覚

    それから俺は自分の気持ちを確かめるように彼女を観察するようになった
    そんなある日の事
    『レイヤ姉さん!見てくださいよこの写真!』
    『ん?どうかしたの?』
    どうやら休憩時間に入った様子の彼女とその上司?が会話をして居るのが聞こえた
    『めっちゃ可愛くないですか?
    もう一緒に住んでて幸せと言うか…!』
    『あらあら、あんたは最近幸せそうで良いねぇ』
    『えぇ、とても!』
    『しっかし写真沢山だねー幸せそうで何より』
    二人の会話に俺は完全に釘付けになっていた
    (一緒に住んでる…?しかも幸せ…?は?あいつ、まさか彼氏…いや…)

    “夫”

    という嫌な単語が脳裏によぎる
    (あーもーなんで此処まで来て気付くんだよ
    こんなことなら気付きたくなかった
    好きと気付いた時には手遅れなんてどこのドラマの話だよ)
    そんな皮肉めいた言葉を一言心の中で呟き店出た
    彼に恋心を自覚させるためのレイヤの罠だったとは二人は知らない

    開く閉じる

    • 先生
    • 屋上
    • ほっぺツンツン

    「いかがしました?」
    「あ、先生」

    中3の美友は高校見学の屋上から青空を見ていた。

    「私の家はどこかなって見ていました」
    「……理由を聞いていいですか」

    彼女は帰り道が自信ないと言った。

    「先生、東ってあっちですか」
    「お待ちください?今そっちに帰る者に同行させますから」

    そう言って日永がスマホを取り出したので彼女は慌てて彼の手を自分の手で包んだ。

    「いいんです!自分で帰れます」
    「何かあっては大変ですから。離してください」
    「イヤです!離しません」

    日永の腕にぶら下がる美友に彼はやれやれと力を抜いた。

    「困ったお嬢様だ……」
    「私はお嬢様ではありません!」

    日永は涙目で見つめる彼女の頬をツンツンした。

    「え」
    「それでは……私と帰りますか?」
    「は?」
    「ちょうど東に用事があるんです、さ」

    日永はそう言って美友の手を優しく握った。
    春風は二人をうららかに包んでいた。

    開く閉じる

    • 先生
    • お昼休み

    「ん~…」
    寝不足で、保健室で寝させてもらっていた。ゆっくり意識が浮上する。
    起きなきゃと思って、体が重いことに気がついた。
    「!?」
    目を開けると、どアップで先生の寝顔が映った。
    「せ、先生…?…ねてる」
    腕は私の周りに回された状態で。どうりで重いと思った。
    ベッドの周りには勿論仕切りがされてるけど、教師が生徒を抱きしめて寝ているというのはいかがなものか。
    先生の顔を眺める。
    「…かっこいいなぁ」
    寝ててもイケメンなんだから。
    けど寝顔は起きてるときよりも幾分か幼くて、かわいい。
    くすりと笑うと先生が声を漏らすから、私は目をつぶって寝たふりをした。
    「…んぁ、やっべ。めっちゃ寝てた…さき、咲」
    呼ばれても起きないでいると、先生ははぁとため息をついた。
    「ったく、可愛い顔しやがって。寝ぼすけさんは襲うぞ?」
    ちゅっと、額に触れる感触。
    真っ赤になる私に先生がくすりと笑った。
    …性格わる。

    開く閉じる

新着投稿をもっと見る

感想ノート

まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい (汐見 夏衛/著)

  • 私は、友達に「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」の小説を貸してもらってから汐見さんを知って野いちごを見ていたらこの作品を見つけて、読んだらすごくいいお話で天音や遥の心情が凄く伝わってきました。
    あっという間に読んでしまいました。^_^
    そして、途中香奈や遠子達のお話で素直に伝えることってとても大切なんだとわかりました。絵の話が出てきて青磁が思い浮かびました。
    素敵な作品をありがとうございました。
    陰ながら応援しています^_^

    砂糖°   2019/05/05 22:48

  • すごく天音くんや遥ちゃんの性格や考え方が伝わってきました。
    情景描写がとても綺麗だな、と思いました。
    遠子ちゃんが美術館に行くシーンで言っていた「二年の上手な人」は、青磁くんでしょうか?そうだったら感動します。
    とても面白かったです!これからも頑張ってください!

    鵲 美織   2019/04/30 23:19

  • 最初の遥との出会いの場面や喫茶店で放課後に何気ない会話をしながら心地よく過ごす2人がとても素敵で印象的でした。天音がどういう人物なのか物凄く興味をそそられ、弟への唯一の償いとして自分が好きだったことを辞めたのだと真実を知り、とても複雑な気持ちになりました。
    だから私は~の遠子や彼方くんなど知っているキャラクターも出てきて、あの4人が前のような関係に戻れたのが個人的にホッコリしたりもしました笑
    女子ならではの仲のいい子達に置いていかれないように自分を偽ったり背伸びをする遥の姿につくづく共感させられました。
    学生の私にとって、いつも汐見さんの作品にはたくさん共感できるところがあり、共感できるからこそいろいろ良い意味で考えさせられます。
    汐見さんのおかげで夢中になれる幸せなひと時を過ごせました!
    素敵な作品をありがとうございました!
    これからも応援しています💓

    purplelove   2019/04/14 17:35

  • 言葉の1つ1つがとても綺麗で、心にすっと入ってくるようでした。
    遥ちゃんと天音君みたいにお互いの良いところも悪いところも受け入れて、助け合える存在って素敵ですね。

    この作品に出会えて良かったです。

    私も遥ちゃんみたいに少しでも前に進めるように頑張ります!

    ありがとうございました。

    いちごともち   2019/03/10 17:57

  • 学校の図書室の先生に夏衛さんの本をオススメされて、このアプリで本が読めると知って読みました。

    このお話は、ただの恋愛とかそういう単純なものじゃなくて、人間としての苦悩とか複雑なものがすごく描かれていて、言いたいことを言えないのとか、誰もがわかる悩みをこのお話を読むことで私たち読者も解決出来ると思います。
    本当に感動しました。

    kkkkkkkkae   2019/03/10 17:39