ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』
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野いちご学園の新着投稿

    • 憧れの先輩
    • 放課後
    • 図書室
    • 頭ぽんぽん

    「んっ…」
    「起きた?」
    「へっ…?」
    確か蒼君に勉強教えて貰っててそれで…。
    「あっ…。ごめんね、寝てしまって…」
    「うんうん。大分疲れてるみたいだったから。睡眠も大事だしね」
    優しく頭をポンポンとしてくれる蒼君。
    「起こしてくれて良かったんだよ…?」
    「那由の寝顔可愛かったから起こすの勿体なくてね」
    「なっ…!?」
    寝顔を見られたことが恥ずかしく顔が赤くなる。
    「顔真っ赤。ホント、那由はコロコロと表情が変わって面白いよね」
    「なっ…。面白くなんか…」
    「…可愛いよ」
    「っ…!?」
    耳元で甘く囁く蒼君。
    「蒼君の…意地悪」
    「…ねぇ、そんな意地悪な俺にもっと色んな表情見せてよ」
    両頬を包まれる。恥ずかしかったが静かに目を閉じた。

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    • 同級生
    • 廊下
    • 告白

    「あ、瑞希おはよー」

    後ろから足音が聞こえ、声をかけられた。
    声の先を見ると、同じクラスの優也。

    「優也おはよー」

    私の隣に立ち、一緒に歩き始める優也。
    今日も綺麗な茶色っぽい髪がきちんとセットされている。

    「優也、いつも髪綺麗にセットしてるね。もしかして好きな子でもいるのかぁ〜?」

    ふざけながら、優也に言う。

    「逆にいないと思ってたの?マジかよ」

    「だ、誰!?同じクラス?」

    「瑞希」

    あまりにも自然に私の名前が出て、聞き間違いかと、口を開けたまま私は止まる。
    優也は何事もなかったかのように、歩く足を止めない。
    本当に好きな子だったらこんな簡単に言わないよね…。

    「もう、冗談やめてよー!女の子として好きな子だってば!」

    私が優也の背中に向かって言うと、優也が振り返る。

    「ばーか」

    私に向かってそう言う優也の顔は真っ赤だった。

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    • 後輩
    • 下校時
    • 駅前
    • 髪クシャ

    しまった…今の現状を言葉にするならこれに尽きるだろう
    「せっ先輩!お…俺」
    「な、なに?どうした?」
    彼は、高校の後輩だが事あるごとに私について回る。最近では何かを言いたそうにするくせに言い淀んでしまうらしい。
    …こうなったら時間がかかる。
    「ん?聞いてあげるからゆっくり言いな?」
    「うん…」
    この時点で私は彼がはっきりするまで待つつもりだった。
    すると急に彼は自分の髪をクシャクシャとしだした。そしてふぅと息を吐き私に向き直った。

    「お、俺先輩が大好きなんです!」
    「ん。私も好きだよ」
    「え?えっあっ」

    私は分かって居た。彼が何度も何度も校舎裏で練習をして居た事を。分かって居たし彼のそんな所が愛しくて好きになった。
    「あぁ…嬉しいけど」
    ふふっ
    嬉しいのと彼が可愛くて私は笑った。
    そんな彼はまた自分の髪をクシャクシャとしながら両手で顔を覆いながら言った。
    「俺先っ…っ先輩ぃずるいよ!」

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感想ノート

まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい (汐見 夏衛/著)

  • 私は、友達に「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」の小説を貸してもらってから汐見さんを知って野いちごを見ていたらこの作品を見つけて、読んだらすごくいいお話で天音や遥の心情が凄く伝わってきました。
    あっという間に読んでしまいました。^_^
    そして、途中香奈や遠子達のお話で素直に伝えることってとても大切なんだとわかりました。絵の話が出てきて青磁が思い浮かびました。
    素敵な作品をありがとうございました。
    陰ながら応援しています^_^

    砂糖°   2019/05/05 22:48

  • すごく天音くんや遥ちゃんの性格や考え方が伝わってきました。
    情景描写がとても綺麗だな、と思いました。
    遠子ちゃんが美術館に行くシーンで言っていた「二年の上手な人」は、青磁くんでしょうか?そうだったら感動します。
    とても面白かったです!これからも頑張ってください!

    鵲 美織   2019/04/30 23:19

  • 最初の遥との出会いの場面や喫茶店で放課後に何気ない会話をしながら心地よく過ごす2人がとても素敵で印象的でした。天音がどういう人物なのか物凄く興味をそそられ、弟への唯一の償いとして自分が好きだったことを辞めたのだと真実を知り、とても複雑な気持ちになりました。
    だから私は~の遠子や彼方くんなど知っているキャラクターも出てきて、あの4人が前のような関係に戻れたのが個人的にホッコリしたりもしました笑
    女子ならではの仲のいい子達に置いていかれないように自分を偽ったり背伸びをする遥の姿につくづく共感させられました。
    学生の私にとって、いつも汐見さんの作品にはたくさん共感できるところがあり、共感できるからこそいろいろ良い意味で考えさせられます。
    汐見さんのおかげで夢中になれる幸せなひと時を過ごせました!
    素敵な作品をありがとうございました!
    これからも応援しています💓

    purplelove   2019/04/14 17:35

  • 言葉の1つ1つがとても綺麗で、心にすっと入ってくるようでした。
    遥ちゃんと天音君みたいにお互いの良いところも悪いところも受け入れて、助け合える存在って素敵ですね。

    この作品に出会えて良かったです。

    私も遥ちゃんみたいに少しでも前に進めるように頑張ります!

    ありがとうございました。

    いちごともち   2019/03/10 17:57

  • 学校の図書室の先生に夏衛さんの本をオススメされて、このアプリで本が読めると知って読みました。

    このお話は、ただの恋愛とかそういう単純なものじゃなくて、人間としての苦悩とか複雑なものがすごく描かれていて、言いたいことを言えないのとか、誰もがわかる悩みをこのお話を読むことで私たち読者も解決出来ると思います。
    本当に感動しました。

    kkkkkkkkae   2019/03/10 17:39