葵「あいつは、誰かと一緒に何かを
  乗り越えられることを知らない。
  きっと【復讐】しか…あいつの中で、
  縋るものがなかったんだ」




光「話を聞いたらさ…」




陽太郎「あいつの事…ちゃんと知りたい」




葵「玲太。あいつ…俺らの仲間にしたい」




戒の今までずっと独りで過ごしてきた時間の中で、そう簡単に心境や考え方が、変わるとは思わない。

だけど…もう他人事にはできない。
いやしたくない。


今晩…ちゃんと話をしよう。
俺達の真っ直ぐな気持ちを、俺たちなりの言葉であいつに伝えよう。